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充電池
解説テキスト

【状況】
電池は一番身近なエネルギー源。
電池には基本的に2種類あり、ひとつはおなじみのマンガン電池やアルカリ電池など使い終わったらゴミになる1次電池。もうひとつは充電して何度も繰り返して使える2次電池=充電池である。
すこし前までは、充電池は1次電池に比べて性能が劣っていたが、最近では1次電池と遜色ないものが登場している。

【分析】
充電池は、使い切りの1次電池よりも値段が高い、その上、充電器も必要。
しかし、繰り返し500回以上使えることから、使えば使うほど断然得になる。
さらに、環境のことを考えるともっとすごい差が出る。
現在、日本では年間約7万トンの電池が捨てられている。このうち仮に、少なめにみて、2/3の4.6万トンが1次電池とし、またすべて単三として換算すると、毎年18億4000万本もの電池が捨てられていることになる。
体積にしてたて×よこ×深さが25m×15m×1.5mのふつうのプールで、29杯分の使い切り1次電池が毎年捨てられている計算になる、しかも少なくみて。電池は無害ではないから有害ゴミの処理だけでもたいへん!

【結果】
仮に、充電池の寿命が使い切り電池に比べてたったの10倍だったとしても、すべて充電池になったとしたら、毎年捨てられる電池全体で、プール44杯分から18杯分へと41%の有害ゴミの減量となる。
電池を買うときには値段はちょっとだけ高いけど充電池してみようかな、と思ってみよう!


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